仏具の祀り方として、①本尊②掛軸③位牌④仏器膳⑤仏飯器⑥茶湯器⑦高坏⑧花立⑨線香差⑩マッチ消⑪香炉⑫蝋燭立⑬お鈴⑭リン台など一般的に必要な仏具、揃えておきたい仏具を紹介しています。
目次
一般的に必要な仏具
基本の仏壇の飾り方は
- 香炉1個
- ろうそく立て1対
- 花立て1対
- 鈴(打ち鳴らし)1個
- 供物入れまたは高坏1
本尊は最上段に、本尊および諸尊仏は最上段中央に安置します。
次いで先祖の位牌、過去帳の段になりますが、段の中央に仏飯器、湯水の器をおきます。
3段目に、常花、ロウソク立て、香炉をおきます。
4段目に前香炉、鈴、線香立て、マッチ消し、成果の瓶をおくことになります。
前机があれば、多少おき方が変わることがありますが、前机には主にお供物をのせます。
仏壇には、お供物や枯れ始めた花、マッチの残り等をおかないように片づけに注意します。
揃えておきたい仏具
家庭で仏壇を祀る際、朝夕の供養に必要になるものは、燭台(ロウソク立て)、お茶や湯の器、仏飯器、 高坏 、鈴、線香立て、マッチ消し、お経本、念珠などです。なかでも、
- 三具足:香炉、 燭台 、花立て各1
- 五具足:香炉×1、 燭台×2 、花立て×2
- 七具足: 五具足 (香炉×1、 燭台×2 、花立て×2)に置香炉、線香立てを加えたもの
以上の具足が最も大切なものとしています。
一般家庭では三具足でも良いと思いますが、正式には5具足で仏壇を荘厳します。 七具足 は特別な場合に用います。